2006-10-18から1日間の記事一覧

望月考

「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の かけたることも なしと思へば」(小右記・藤原道長) この句は、全盛を極めた藤原道長が、娘の威子が一条天皇の中宮になった日に、娘の彰子、妍子、威子が后になり、自らも太政大臣として位を極めたという満ち足りた思いを…